本計画は、JR 博多駅博多口から徒歩5分という好立地に、地上11階建て・貸室総面積約1,600坪の賃貸オフィスビルを建設するもので、2023年4月に竣工予定です。基準階の執務空間は天井高2.8mの無柱空間を実現し、共用部にはテナント専用の会議室や屋上テラスを設けるなど、入居者の利便性・快適性を追求したハイグレードオフィスビルが誕生します。
■入居者のニーズに応える多様な執務環境の創出
基準階の執務空間は、長辺(南北)方向約42m、短辺(東西)方向約12m、貸室面積約170坪の無柱空間を実現しました。これにより、レイアウトの自由度が高く、フロア全体を見渡せる開放的な執務環境を提供でき、入居者の業務効率向上に貢献します。また、執務室は最大4分割まで可能な設計としているほか、基準階共用部には男女の個室数を変更できるトイレプランを採用し、入居者の多様なニーズに対応します。
最上階(屋上階)には入居者専用の貸会議室、屋上テラス、共用パントリーを設置します。共用パントリーは、屋上テラスと一体となった明るく開放的な空間とし、オフィスワーカーのリフレッシュやワーカー同士のコミュニケーションの促進に寄与します。
■特徴的な敷地形状を活かしたボリューム・ファサードデザイン
敷地形状を最大限に活かした緩やかな曲面を持つメインファサードは、ガラスカーテンウォールの垂直方向に設置したフィンにより、洗練された印象を与えます。
1階に設けた店舗区画や、前面道路沿いに設けたキッチンカーの営業が可能なオープンスペースと植栽帯などのゆとりある屋外空間により、オフィスワーカーの昼食ニーズに応えるとともに、周辺のにぎわい創出にも貢献します。